染谷貴志 院長ブログ

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家庭医療学会(2007年6月30日)

先週土曜,日曜と家庭医療学会の総会に参加してきました.
在宅医療のこと,医療経済のこと,認知症についてのこと,などなど濃厚な二日間を過ごしてきました.
ICレコーダーに録音し,ノートにメモをし,資料をもらってきてあります.
はやく,それを復習しようと思いつつ,日常の仕事に追われて一週間.

この週末,ちょっとずつ,まとめていきます.
出来うる限り,勉強部屋にアップして,皆様にシェアーできればと思っています.


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私の母は肝硬変で一月に亡くなりました。最後は肝性脳症を併発し、言うことが一部メチャクチャになりました。別居していた私も大変なショックでしたし、同居していた父親もショックが大きかったようです。体が衰弱していくのを見守るのはつらいですが、病人とコミニュケーションをとれないというのはもっとつらいです。親というとても身近な存在であった人が、目の前には違う人がいるようで不思議な感覚を覚えました。
亡くなる二日前に仮退院をし、自宅で鰻を食べ、「美味しい」と言ったそうです。それが最後の意識のある食事となってしまいました。私はその場にはいませんでしたが、病院では出来ないことが自宅ではできると思うのです。ただ、知識のない家族だけではどのように対処してよいかわからないことも多いです。病院と家庭が連携出来る体制が出来れば良いですね。病人がただ長生きするのではなく、QOLというか、家族を含めて納得のいく終末医療を受けられる世の中を望みます。

投稿者: m.suzuki | 2007年6月30日 09:14

suzukiさん,おはようございます.
お母様のことは,とてもショックですよね.
やはり,ご本人,ご家族そして医療従事者でそれぞれ,病気に対する受け入れ方というのは大きく違ってくるのですよね.
そして,僕らはそこらへんの感情の緩衝液になれるのではないかと考えています.

理想の医療というのは,もちろん人それぞれ変わってくるのでしょうが,
少なくとも,患者さん自身が,良かったなと思える最後を過ごせるようにみんなで考えていくというのが,現時点での僕の目標です.
それには,やはり病院で死ぬよりも,自宅で最後の時間を過ごしていくほうが良いのかなとは思っています.
家族の負担は大きくなるのだけれど,suzukiさんの書かれているような,お母様の「美味しい」という言葉,
これはなににも変えがたいのではないでしょうか.

ちょっとずつ,ちょっとずつそこらへんの在宅医療を進めていきたいとおもっています.

投稿者: 染谷貴志 | 2007年7月 2日 08:27

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