昨日は,ラグビー関東協会の医療部門の総会に出てきました.
毎年,開催されるのですが,今回はセミナーが「ラグビーの重症事故におけるリスクマネジメント」というタイトルでした.
もともとラグビーをしていて,こういったラグビーにおける重症事故をなくしていこうと取り組んでいる先生を講師に,とても有意義な話を聞いてきました.
皆さん,ラグビーは危険なスポーツだと思いますか?
やはり,そう思う方も多いですよね.
実際,頚椎損傷による四肢麻痺や,脳挫傷などが起きているのは事実です.
そして,これらは,高校生,大学の若い学年に頻発しています.
今までは,ラグビーに不慣れな初心者に怪我が起き易いと思われていましたが,実際には去年,今年と起きている事故を見ると,かなりのレベルにある選手でも重症事故が起きています.
さらに,これはラグビー先進国で選手人口が多いニュージーランドやイングランドに較べて圧倒的に日本での受傷件数が多いという実態があります.
と,いうことは,なんとかすればこの事故が減らすことが出来るのではないか.
そういった話でした.
具体的内容は,複雑になりますので,ここでは書きませんが,今後は,地域のラグビー関係者とこういったところでも関わっていければいいなと考えた一日でした.