この前の日曜日,何年かぶりに映画を見てきました.
ええ,もちろんタイトルどおり「ポニョ」です.
まず,最近の映画館はいいですねー.
センター北のノースポートにあるワーナー・マイカル・シネマズにいってきたのですが,
インターネットで予約は出来ますし,スタジアム形式の座席で全く前の人の頭が気にならない劇場なんですね.
前後幅もゆったりしていて(これはワンドリンク付き500円アップのゴールドクラスにしたせいもある),足もリラックス.
音もいいし,劇場に来たって感が味わえます.
で,タイトルの「ポニョ」です.
いやー,見事に宮崎駿ワールドですね.
1回見ただけで,完全には理解できません.表面だけ見ていれば,それだけでも楽しいですが,深く考えていくと,何回か見ないと分からないことが多いですね.
あと,なんとなく懐かしい感じです.宮崎監督自身も話していましたが,今回はあえて手書きのアニメーションを多用しているんですよね.前回までのCGを駆使してというのとはちょっと趣が異なっています.
ポニョが海の上を走っていく場面なんて,思わず未来少年コナン(知っている人は少ないかも?)を彷彿とさせました.
前回までと同じなのは,ちょっとづつ,社会へのメッセージがあることでしょうね.
例えば,今回はフジモトという登場人物がポニョを追いかけて,海の中を船で疾走する場面があるのですが,これが港近くはごみ一杯,ヘドロ一杯というのが強調されているんですね.
これは,日本の沿岸に実際起こっていることでしょう.こういった細かい積み重ねで,子供たちにメッセージを投げかけているというのが,いかにも宮崎監督.
でも,これが最後の宮崎駿監督の作品になるのかなー...