昨日、録画して、見ました。
これまでのシリーズをずっと見ていたので、今回もみることに。
普段、連続ドラマって、まず見ないんですよね。
さて、主演の江口洋介。今回、バイク事故で骨折をして、ドラマ開始が延期になって気合は入っているでしょう。
見ているほうからすると、こんなにかっこいい奴、いねーだろーと突っ込みを入れたくなります。
一方、松嶋菜々子、(ファンの方ごめんなさい)ちょっと老けましたかね。
内容ですが、「そんなの、ありえないでしょー」とつぶやいてしまう場面はないわけではないのですが、全般的にはとてもよく出来ています。
今回は救急医療の医師不足がテーマのようです。
江口扮する熱血救急専門医進藤先生と、その対極にある、救命救急医の待遇改善を目指しているユースケサンタマリア扮する澤井先生にスポットを当て、さらには松嶋扮する小島楓先生を通して、医療訴訟も取り上げるという、昨今の医療情勢を反映したドラマです。
一般の方はどう見ているのでしょうか。
やはり、どうしても同業者としてドラマを見てしまうので、普通の人と見方が違うのかもと思えてなりません。
正直、一般視聴者はユースケ扮する澤井先生を、「ひどい先生だ!」と思うかもしれません。が、医療従事者から見れば、あれも正論なんですよね。
眼科から救急に派遣されてきた先生が、途中でぷつっと切れてしまい、眼科に戻ってしまうんだけど、あれも実際の現場で大いにありえることですね。
理想としては、すべての患者さんを助けたい、でも、自分がハッピーでなくて、本当に患者さんをハッピーに出来るのかというジレンマがあると思います。
ドラマを見終わった後、そんなことを考えたり、自分が病院勤務時代にやっていた血管造影やラジオ波治療、気管内挿管などの処置を思い出していました。
そうすると、神経が高ぶり、昨日はなかなか眠れず・・・
来週以降もちょっと継続して、見てみようと思います。