院長ブログ

新型コロナウイルス検査の問い合わせ(2020年4月 7日)

皆様、おはようございます。
いよいよ、地域の皆様の不安も増しているのが、感じられる外来となっています。
まず、熱があった場合に、受診前に電話をしていただき、ありがとうございます。とても助かります。

その上で、1週間くらい微熱が続くので、なんとかコロナの検査できないか?との相談を多数頂いております。
結論から言いますと、PCR検査を受けられるハードルはかなり高いとご理解ください。
流行地域からの帰国者、コロナウイルス陽性の患者さんの濃厚接触者の方は、受けられる可能性は高くなるかもしれません。
それ以外の風邪症状の方は、帰国者接触者相談センターに連絡をして、そこから必要な場合に指定された検査ができる病院を紹介されると言うことになるのですが、通常の風邪症状の場合、まず間違いなく紹介されることはなく、一般診療のクリニック受診を勧められます。
そして、当院のようなクリニックに受診されるわけですが、そこから誰でも彼でも、直接検査ができる病院が紹介できるわけではありません。たとえば、呼吸状態が悪い、肺炎がある、それも細菌性ではなさそうなどの状況があった時点で、病院と相談し、病院側もそれは対応させていただきます、となって初めて紹介となります。

つまり、現時点で、風邪症状でコロナが心配、職場から検査して陰性かどうか調べてもらってこい、という方が検査ができる可能性はまずないとご理解ください。

今、帰国者接触者相談センターの電話はかなり繋がりにくくなっています。
それでも、37.5℃以上の発熱が4日以上続くとか、息苦しくてしょうがないとか、咳が続いてどうしょうもない、という場合は、電話するのはありです。ただ、そういった症状はそれほどでもなく、普段だったら家で様子をみているくらいという症状の方は、今一度、電話すべきか、考えてみてください。

そして、外来受診は当院対応します。それが、入院施設のある病院の負担を少しでも軽減することになると考えておりますので。
ただ、今書いた通りの、普段だったら病院いかないけど、という症状の方の場合は、「経過見ましょうね。新型コロナは誰もがかかる可能性はあるし、あなたがかかっているかもしれない。でも現時点で検査をするのは難しいし、検査が陰性であってもかかっていないとは言えないのです。そして、いずれであっても、今の症状であれば、自宅待機しかないのです。」という対応になってしまうと思います。
それでも、自分は本当は違っているのに、クリニックにきて、コロナをもらってしまうというリスクもあるわけです。
ですから、自宅で療養するという選択肢も、考えてみてください。

それでも、それでも心配という方は、もちろん外来にいらしてください。
お互いに話をすることによって、少しでも不安が解消できるのであれば、それも治療となりますので。

どうぞ、皆様、お互いに協力しあって、この状況を乗り切りましょう。