院長ブログ

新型コロナウイルスについて思うこと(2020年5月13日)

皆様、おはようございます。

長期にわたる、国からの自粛要請、本当に大多数の国民が、でき得る限りの我慢をして、受け入れていますね。
現時点では、明らかに感染者数、減ってきていると思います。

さて、連日、テレビでPCR検査少ない、諸外国と比べて劣っている、と報道されているようですね。
あ、僕自身は、朝出勤前にニュースを見るくらいですが、ネットを通じて、色々と話が耳に入ります。
で、医療者側からすると、そんなPCR検査増やす必要ないんじゃないの、というのは数多く出てきていて、それについては僕も全面的に賛成の立場ですが、今日のブログでそれについて書くつもりはありません。

僕が言いたいのは、多分、全世界的にそれほど経験したことがない出来事で、唯一の正解なんてないということです。
どこの国がこうしたから、あそこの国がこうした、というのは、「あ、その取り組み、素晴らしい」と思うことは真似すればいいわけであって、それと比較して、日本が劣っているかどうかなんて、今の時点では誰もわからないと思うんです。まあ、こうやって書くと、「早く対応しないと手遅れになる」「世界から日本は笑われている」と色々とご意見を頂きます。

色々と感染者数とか死亡者数とかのグラフありますよね。

例えば、 COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC

ここの日本のところを見てみると。
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あ、これ書くと、「感染者数は、検査数が少ないから、実際の数はわかっていない!」と言われるかもしれませんね。

で、死亡者数。
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やっぱり踏ん張っているじゃないですか。
これも、「他の死亡に隠されているだけだ。本当は他の肺炎とか異状死にコロナ関連がいっぱいいるんだ!」という意見もあります。これも、「超過死亡」という概念を考えれば、否定できることが理解できるのではないでしょうか。
詳細は、検索してみてください。
参考に インフルエンザ関連死亡迅速把握システムによる2019/20シーズン21大都市インフルエンザ・肺炎死亡報告を載せておきます。
新型コロナウイルス流行後、超過死亡はないということです。

これからの未来については、まだわかりません。
感染拡大は再度やってくるかもしれません。こないかもしれません。

でも、少なくとも今現在、世界の中でも、日本、踏ん張っていると思いませんか?
もっと、自己肯定感を強く持って、いいのではないでしょうか。
それぞれが、それぞれに出来ることをしっかりとやっていると思います。
精一杯生きている人がいっぱいいます。

自粛警察なるものもあると聞きます。その行為は、良かれと思っての行動だと思うのですが、やはり、他者を否定するのではなく、そのパワーを肯定出来る方向に持っていきたいと思うわけです。

まだまだ、感染から入院、隔離、人工呼吸器管理など厳しい状況に置かれている患者さんもいます。
決して差別することなく、みんなでサポート出来る環境を作っていきたいな、と思います。

日本はダメだ、なんていう報道に落ち込むことなく、自信を持って、乗り越えていきましょう。
しっかりと抑え込みに成功しつつあるわけですから。