院長ブログ

インフルエンザ ワクチン「高齢者などから順に接種を」という呼びかけについて(2020年9月14日)

皆様、こんにちは。

タイトルの様な報道、ご覧になられましたでしょうか。
うちのクリニックにも患者さんから問い合わせはあります。
ワクチンはいつからでしょうか?
年齢などで打つ順番があるのでしょうか?

今冬のインフルエンザワクチンの優先的な接種対象者への呼びかけについて

実際、文面でこのような通知が来ております。

そのなかには、
原則として、1予防接種法に基づく定期接種対象者(65歳以上の方等)の方々で インフルエンザワクチンの接種を希望される方は 10 月1日(木)から(※)接種を 行い、それ以外の方は、10 月 26 日(月)まで接種をお待ちいただくよう、国民に呼 びかける。

と書いてあります。

そして、
10月26日(月)以降は、特に、医療従事者、65歳未満の基礎疾患を有する方、 妊婦、乳幼児(生後 6 ヶ月以上)~小学校低学年(2年生)の方々で、インフルエン ザワクチンの接種を希望される方に対して、接種できる旨を呼びかけることとする。

と続きます。

ただ、一方で、
呼びかけの対象者以外の方がインフルエンザワクチン接種を希望する場合、接種 を妨げるものではありません。

とも、書いてあります。

つまり年齢などで、ワクチンを接種する日にちをずらして開始をして欲しい、だけど、あくまでもそれは、お願いであって、強制ではないんです、という通知になります。


では、当院では、どうするか、ということですが。

これ、普通に来院された方に順番にワクチン接種をさせていただきます
年齢、性別など問わずに。
65歳以下の方も、10月初めから接種します。
ワクチンが納入される限りは、予約なく、来ていただければ接種します
うちは、昨年までも、制限かけず、あれば打つのスタンスでしたが、ワクチンが納入されないがために打てないという状況はありました。
これだけ、通知が来るのであれば、是非、不足しないように、潤沢に供給して欲しいものです

また、ここからが大事なことですが、上記のスタンスを当院がとる理由を下記に述べさせていただきます。

まず、インフルエンザのワクチン、感染予防効果、残念ながら100%ではありません。
ウイルスも変異と言って、いろいろと顔色を変えますので、その年の流行を予測してワクチンを作ってはいますが、予防はせいぜい50%くらいのイメージだと思ってもらえばいいです。
で、そのようなワクチンでも、より多くの人が接種することで、大きな流行にならず、結果として感染する人を減らすことを期待しているわけです。
社会全体でワクチンを打って、感染の広がりを小さくして、結果として、重症化のリスクが高い高齢の方への感染頻度を減らすことを目指すわけです。
なので、高齢者の方がワクチンを打つのはもちろん、大歓迎です。
ですが、感染がひろがるリスクが高い、集団生活をする年代、幼稚園児だったり、小学生、中学生、高校生だったり、にもやはり多く打って欲しいのです。
つまり、年代問わず、より多くの人に打ちたい、なので、来た順番に、人数制限をかけずに打つというスタンスでやっています

残念ながら去年まで数年間は、打ちたくても、ワクチンが納入されないということにて、打てなくてごめんなさいという状況が続いています。
国、厚生労働省は、「ここ数年で一番多い本数。充分足りるはずだが、今年、接種希望の人が多くなって、足りなくなる可能性がある」というニュアンスで話しています。
ですが、臨床の現場からすれば、明らかにワクチンがここ数年は入荷不足が続いているのが事実です。
うちのクリニックのブログには、毎年、同じ様に不足して打てません、ようやく入荷しました、などなどは定期的に書いているので、うちの患者さんはわかっていると思いますが・・・・

つまり、入荷が滞らなければ、もっと希望者に接種できますよ、というのが、本音でございます。
ほんと、問い合わせが多くなり、また、不足して、説明して、そして入荷したら、うわっと患者さんが来院して、という状況がないことを切に願っておりますが、どうなりますやら。