皆様、おはようございます。
さて、新型コロナウイルス関連で、オンライン診療の取り決めが急遽変更になったりした関係で、当院でもLINEやZoom、Facetimeを利用したオンライン診療を行なっておりました。
ただ、対面診療に比較して得られる情報は少なくなり、どうしても診断能の低下は否めないものがあります。
もちろん、これからの外来診療において必要な診療形態ではあると理解しておりますが、システム、制度ともにまだ発展途上のものであると考えております。
引き続き、いつでも開始できる様に準備はしますが、現時点では当院では利用できない状況となったことをご理解ください。
そして、そういった対応に踏み切った理由のもうひとつが、院内環境をリフォームしたことです。
これまで、発熱患者さんと通常診察の慢性疾患の患者さんと一緒の待合室でお待ちいただく状況がなかなか回避できなかったのですが、先月、休診日を利用してリフォームを行いました。
出入り口もあらたに別に一つ作りました。
これが、もともとある出入り口です。

向かって左側の端(JAさん側)にもうひとつドアができています。

この扉がそうです。
扉を開けると、簡易的な診察室になっています。

ちなみに院内からこちらの部屋にもアクセスできます。

発熱の患者さんなどは入り口で確認させていただいたのちに、こちらの別の入り口からお入りいただき、そして、この部屋で診察を受けていただいて、そのままこちらからお帰りいただくという導線を取ることができる様になりました。
これによって、発熱の患者さんを別室にご案内して、通常の慢性疾患の診察の患者さんとお互いに接触をしないようにできます。
もともと院内でのお互いの感染リスク拡大を防ぐ、患者さんが院内で新型コロナ感染をするのが怖いという状況を避けるために始めたオンライン診療でしたので、これで少し不安を払拭できるのではないかと考えております。
まだまだ不完全ではありますが、少しずつバージョンアップしていきますので、皆様からもご意見いただければ幸いです。