皆様、おはようございます。
さて、なかなか出口のみえない中でのコロナ対応。
それぞれが、いろいろと思うところはあると思いますが、思いはひとつ。
「早く、流行が収束して、もう少し、多くの人と気兼ねなく交流できるようになるといいな」だと思います。
で、現時点での当院の対応について、少しまとめてみようかと思いました。
まず、流行初期、昨年の4月、5月あたりはまだ当然クリニックでPCRなどのコロナ関連の検査ができませんでした。
また来院されるのも怖いという方も多くて、処方だけをしていたり、長めに処方をしたり、電話診察という範疇で、LINEやZoomなどを利用したオンライン診療なども行っておりました。
・発熱対応の別室を作りました
そんな状況だったため、昨年10月に思い切って、院内のリフォームを行い、「入り口も別、通常の患者さんの待合室から診察室と全く動線が関わらない発熱患者さん用の診察室」を作りました。
今は、それにより発熱患者さんに対して、新型コロナの抗原検査(鼻に綿棒を入れて、鼻水で検査をして15分ほどで結果が出ます)や唾液を用いたPCR検査(こちらは結果は後日となります)も行える体制となっています。
これにより、発熱の患者さんと、通常診療の患者さんと接触をしないで診察をできる体制となりました。
・オンライン診療を一旦終了とさせてもらっています
で、振り返ると、正直、オンライン診療で風邪などの症状を診断、治療するのは難しい、またこちらの意図を伝えにくい、思いの外、時間がかかる、でも、医療のクオリティーは落ちる、などの思いが強く、申し訳ないですが、オンライン診療もいったん終了とさせていただきました。
発熱患者さんなどとの接触が怖いという方への対応であったため、上記、別の診察室を作ったので、これで了承してくださいということです。
ただ、今後、慢性疾患の患者さんを中心に「やはりオンライン診療が必要だ」というときにはすぐに導入できるように準備はしてありますので、状況によっては変わってくる可能性ありです。
・発熱の患者さんは来院前に必ず電話をください
そうは言っても発熱用の診察室はひとつしかありません。なので、発熱の患者さんには、まずお電話をいただいて、時間を決めさせてもらって来院してもらっています。
どうしても、一人一人に時間がかかってしまいますので、寒い中、外でお待たせするなどがなるべくないようにとの事、どうぞご了承ください。
ふいに来院されましても、そういった事情にて、いったん帰宅してもらうこともあります。ぜひ、電話で一報ください。
・外来の予約も承っております
なるべく、院内にいる時間を短くしたいという思いの患者さんも多いかと思います。
そのため、定期受診の患者さん、一ヶ月後の再受診の予約を診察室内で、医師にリクエストいただけますと、取らせていただきます。
そうすると、決まった時間に来院いただければ、あまり待たずに診察を受ける事ができます。
また、来院頻度を減らしたいという思いの患者さんにもう少し長めの処方をさせていただくこともあります。ただ、この場合は予約外来の合間に診察させていただくことになり、少し待ち時間が長くなる事もありますこと、ご了承ください。
どうしても、長期処方になるほど、薬の内服が不規則になる方も多い事と、(僕の記憶力の減退も原因かもしれませんが)患者さんとのコミュニケーションが浅くなってしまうという思いもあり、当院では一度に大量に処方をするのを控えたいと考えておりますので、ご理解いただければ幸いです。
・Web問診への入力にご協力いただけると助かります
同様に院内にいる時間を短くする工夫、患者さんとスタッフお互いの感染リスクの軽減のために、あらかじめ、どういった症状で来院されるのか、当院のホームページからネットを通じて入力できるシステムを導入してあります。
まず、当院のホームページをご覧ください。
そめや内科クリニック
そうすると画面の右側(スマートフォンだと画面左下ですかね)に緑色の「WEB問診票」というのがあると思います。
そこから、入力いただいて、来院時に「Web問診、入れてきたよ!」と一声かけていただけると、よりスムーズになります。ぜひ、ご協力をお願いします。
もちろん、当院のスタッフは手洗い、手指消毒の徹底はもちろん、定期的な院内の換気、アルコールによる清拭消毒なども行っております。
マスクをしての対応でご不便をおかけしますが、これも感染拡大予防のため、ご理解下さい。
つらつらと書いてきました。
また、追加があれば、記載していきます。
皆様からも、ご不明点があれば、お問い合わせください。
この大変な局面、みんなが自分のできる事を考えて、他人を批判することに力を注がず、乗り切っていきましょう!