院長ブログ

緊急事態宣言解除となると思いますが(2020年5月24日)

皆様、おはようございます。

ここ最近は、公式発表となる新規感染者数もかなり少なくなり、安心している人も多いかと思います。
週明けに宣言解除かという話も出てきております。

個人的には、しばらく前からクリニックの診療も通常モードに戻しつつありますし、生活を考えたら、早めに解除してもらえた方が、いいのではないかと思います。この緊急事態宣言そのものには強制力はほとんどないかもしれませんが、それでも仕事をする上で、皆様の制約がとても大きいのは確かですので。

さて、それを踏まえて、日曜の朝に思うことを書かせていただきたいと思います。
緊急事態宣言が解除されたら、全て以前の通りに戻りましょう、という話ではないですよね。
きっと今まで通り過ごしていたままには生活できないと思います。
一人一人がそれぞれ、自分自身で気をつけていかないといけないですね。
まあ、手洗いをまめにするとか、調子が悪ければ、無理して出歩かないようにするとか、そういうことです。

一方で過剰に気にし過ぎるのも良くないのではないかなぁと。
クリニックでも、僕自身の印象としては、「ほぼほぼ、街を歩いていても、新型コロナに感染するなんて、交通事故に遭うよりもリスク低いだろうな」と感じていても、患者さんとしては、「まだまだ心配でほとんど外出していないです」とか、「薬は1日おきに飲んで、受診するのを延ばしていました」というお話を聞きます。
新型コロナ以外にも、世の中には様々なリスクがあります。極端な話、交通事故が心配だから外出しない、という人はほとんどいないですよね。普段の生活を思い返して、他の生活に潜むリスクよりは新型コロナウイルスに対して少し注意を高めに、くらいで生活するのがいいと思います。

そして、これからが僕が強く思うことなのです。
きっと、今後、人によって対応は大きく変わってくるでしょう。
国や市区町村から、「こうしましょうね」と示されるモデルをしっかりと守って行動する人、それ以上に気を使って慎重に行動する人、そこまでしなくていいだろうと判断して行動する人、それぞれが他の行動をする人が気になるかもしれません。
それでも、慎重に行動する人に、「そんなに気にしなくていいのに」「それはやり過ぎだよ」などと声をかけたりするのは、それこそ慎重にしたいですね。その人自身が考えて慎重に行動していることですから、それでいいんですよ。
反対に、慎重に行動する人、行政から示されたモデルをしっかりと守る人が、自粛警察のように、「なぜ、そんなことするんだ!自粛しろ!」とか「なぜ、そんなリスクを軽視するんだ!」などと他の人を否定するのも、やはり慎重になった方がいいよなぁと思います
例えば、咳をゴホゴホしまくっている人が、マスクもしないで、歩き回るなんで、言語道断だとは思いますが、電車の中で、マスクをしてない人に「あんた、なんでマスクしてないのよ。信じられないわ」なんて無言で立っている隣の人に言うのは、やり過ぎではないかなと。
今まで、タバコをポイ捨てする人捕まえて、「おい、今捨てたタバコ、拾え」なんて言ってこなかったですよね。(あ、ちなみに僕は、何度か、そう言う注意したことあるんですが、今時、トラブルの元になりますから、あまり真似しない方がいいですね)
きっと、それぞれがそれぞれの事情があっての行動なので、他人を否定、誹謗中傷、などはトラブルの元になりますし、普段の生活が窮屈、ギスギスしたものになります。

自分と違う考えの方に対して否定的に対応をしないで、多種多様な価値観を尊重しましょうね!と言うことです。
もちろん、あまりにモラルがなっていないことに意見を言うのを否定するものではありません。
間違いに黙って従おうと言うことでもありません。

お互いに、相手の立場に立って考えて、それぞれ、自分なりに新型コロナウイルスがいる世の中に向き合いながら、協力し合いながら、今までに経験のない危機を乗り越えていきましょう!