皆様、こんにちは。毎日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
当院では先日、訪問診療でお伺いしている患者さんに向けて「熱中症予防」のためのご案内資料を作成しました。
実はこの内容、訪問診療の患者さんだけでなく、外来に通ってくださる皆様にもぜひ知っておいていただきたい大切なポイントがたくさん詰まっています。ご自宅での熱中症対策として、ぜひ参考にしてみてください!
■ 室内でもキケン!高齢者が熱中症になりやすい3つの理由
「家の中にいれば安心」と思いがちですが、ご高齢の方は以下のような理由から、室内でも熱中症になりやすくなっています。
・「暑さ」や「のどの渇き」を感じにくい
・汗をかきにくく、体に熱がたまりやすい
・体内の水分が少ない(大人の60%に対し、高齢者は50%)
「暑くない」と感じていても、体は悲鳴を上げているかもしれません。実際、室内で熱中症で亡くなった方の約9割が、エアコンを使用していませんでした(※エアコンの設置なし、または設置されていても使用していなかった割合)。
■ エアコンは「命を守るお薬」です
「電気代がもったいない」「冷えすぎるのが苦手」と思わず、ためらわずにエアコンを使いましょう。
・設定温度ではなく、室温が「28℃以下」になるように調整する
・冷たい風が直接体に当たらないように、風向きは「上」にする
・エアコンを使っている時も、時々窓を開けて換気をすると空気がきれいで快適です
■ のどが渇く前に!1日「1.2リットル」の水分補給
のどが渇いていなくても、時間を決めて「こまめに」飲むのがコツです。1日コップ約6〜8杯(1.2L)を目安にしましょう。
以下のタイミングで飲むのを習慣づけるのがおすすめです。
・起床時
・朝食時
・10時頃
・昼食時
・15時頃
・夕食時
・入浴前後
・就寝前
■ ご家族や周囲の方へのお願い
ご高齢の方は、ご自身で体調の変化に気づきにくいことがあります。周りの方の温かい見守りが熱中症予防の鍵となります。
・体調:元気はあるか?食欲は落ちていないか?
・具合:体温、血圧、脈拍に普段と違う変化はないか?
・環境:室温や湿度は適切か?換気や日当たりは強すぎないか?
少しでも「いつもと違うな」「体調がおかしいな」と感じた時は、無理をせずにそめや内科クリニックまでお気軽にご相談ください。
しっかりと対策をして、この夏を元気に乗り切りましょう!




