川崎市・高齢者肺炎球菌ワクチンの公費対象が変わります(2026年4月より)
いつも当クリニックをご利用いただき、ありがとうございます。 川崎市の高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種(公費負担)について、2026年4月1日より重要な変更がございます。
💉 ワクチンの種類が新しくなります
公費で受けられるワクチンの種類が、これまでの「ニューモバックス(23価)」から、**「プレベナー20(20価)」**という新しいワクチンに変更されます。
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これまでのワクチン(ニューモバックス): 23種類の肺炎球菌に対応していました。
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新しいワクチン(プレベナー20): 対応する菌の数は20種類と数字上は減るように見えますが、これまでにはなかった新しい菌の型も組み込まれています。特に、命に関わる重篤な肺炎球菌感染症(侵襲性肺炎球菌感染症※)の原因となる菌をよりしっかりと網羅しており、強力で長持ちする免疫を作ることができる優れたワクチンです。
※侵襲性(しんしゅうせい)肺炎球菌感染症とは 普段は菌がいないはずの血液や髄液(脳や脊髄の周りの液)などにまで肺炎球菌が入り込んでしまう、重症化しやすい感染症のことです。新しいワクチンは、これを防ぐ効果に優れています。
🩹 接種後の副反応について
他のワクチンと同様に、接種後に以下のような副反応が出ることがあります。
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注射した部分の症状: 痛み、赤み、腫れ
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全身の症状: 筋肉の痛み、だるさ、頭痛、発熱など
これらは、体がワクチンに反応して免疫を作っている証拠でもあり、通常は数日以内に自然に治まりますのでご安心ください。万が一、症状が長引く場合やご不安なことがあれば、いつでも当クリニックにご相談ください。
📋 公費(一部自己負担)で接種できる方
川崎市にお住まいで、今年度65歳になる方(※対象となる方には、川崎市からお知らせのハガキや予診票が届きます)。 過去に肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス等)を公費で接種したことがない方が対象となります。
なお、まだ市のホームページに詳細が出ておりません。今後、詳細が出て、自己負担額などもはっきりしてくるかと思います。
🏥 接種をご希望の方へ
お手元に川崎市から届いた「予診票」があるかご確認ください。 ご自身の対象状況がわからない場合や、「以前にどのワクチンを打ったか忘れてしまった」という方も、どうぞお気軽に当クリニックまでご相談ください。
肺炎はご高齢の方にとって重症化しやすい病気の一つです。新しいワクチンでしっかりと重症化を予防し、元気に毎日を過ごしましょう。
肺炎球菌ワクチンについては、昨年11月に新しいワクチンについても当ブログでも書かせていただいております。こちらもご一読ください。
