毎朝、避難所の体育館で、避難所の住民の代表(班長たち)およびスタッフで本部会議というものがあります。
そこで、昨日行われた中学生によるミニコンサートの後に反応があったということで、教頭先生から発言がありました。
吹奏楽部の演奏を終えて、ボランティアで合唱に加わった女の子が、連絡帳に感想を書いてくれたそうです。
以下にその言葉を。
「今日の放課後、体育館で吹奏楽部による演奏会がありました。そこで私は『ふるさと』と気仙沼中学の校歌を歌いました。演奏会が終わった後、知らない女の人が近づいてきて私の手を握り『ありがとう』といってくれました。その人は気仙沼中学の卒業生で校歌がとても懐かしかったそうです。まさかそこまで言ってくれる人がいるなんて思いもしませんでした。最初歌うのが恥ずかしくていやだったけれど、歌ってよかったと思います。私たちに出来ることが一つ出来た気がして、よかったです。この演奏会を通して、何か大切なことをたくさん学んだような気がします。」
こちらは満開だった桜が今日の風で散り始めました