ここ気仙沼に入って、3日目になります。
僕は、こちらの気仙沼中学の保健室をベースに診療をしています。
気仙沼中学と、気仙沼小学校が隣接していて、ここに、今およそ600-650人の方が避難してきています。
やはり、埃などもあり、咳が長引いている人が多いですね。
あとは、やはり集団生活ですから、ストレスがたまって、不眠になったり、いらいらしている人が増えています。
今回、ここの保健室で僕らが診療をしているひとつの理由は、地元のドクターで、自身が被災者となり、住む家もなくなってしまった先生が、この保健室で泊まりこんで日々昼夜問わず診療をこなしている実態があったからです。
僕らの今回の医療支援の主旨のひとつとしては、地元の医療復興のサポートをする、地元のドクターが震災によって、疲弊していれば、そこの手助けをする、こういうミッションなのです。
よって、この先生が少しでも休息が取れるように、そしてクリニックの診療の再開の準備が出来るように、診療の手助けをしています。
そして、今日は僕が、中学校の保健室に泊まりこんで、当直業務を行うことにしました。
今日までは、ほとんどここ中学校に缶詰で、各方面といろいろと折衝が多かったので、明日は少し沿岸の被災地まで、足を伸ばしてこようと思っています。
それでは、また。