最近、少し栄養学について、勉強し直しています。
で、自分への反省を込めて、メモがわりにちょっと夕食について、ポイントを書いておきます。
夜食が太ると言われる理由
・夜は、「あとは寝るだけ」ということから、身体活動量が少なく、食事から摂取したエネルギーが消費されにくい。そのため、余分なエネルギーは体脂肪として蓄積されやすくなる。
・食事誘導性熱産生(DIT)が低い。DITとは、食事をしたときに胃や腸で消化・吸収される歳に消費されるエネルギーのことで、DITは朝がもっとも高く、夕方から減り、夜にもっとも低くなります。よって、朝と同じモノを食べても夜はDITによる消費エネルギーが少ないぶん、太りやすい。
・BMAL-1という体内時計を調整する遺伝子群のひとつが、脂肪を貯蔵させる司令塔の役割を果たしています。このBMAL-1は午後10時から午前2時ごろがもっとも多くなるため、この時間帯の食事が太りやすい。
さて、夜の食事でもうひとつ問題になるのは、僕のようの晩酌をする人ですね。
アルコールはカロリー以外の栄養はなく、また、食事の吸収を良くしてしまう作用もあるからです。
アルコール飲料のエネルギーはおおよそどれくらいでしょう。
・日本酒1合180ml:196kcal
・ビール中びん1本500ml:200kcal
・ワイン1杯120ml:88kcal
・焼酎1杯50ml:73kcal
・梅酒1杯50ml:78kcal
そうです。調子に乗って、日本酒をがんがん飲んでいると、それだけで太ってしまうのです。
5合でも飲もうものなら、それだけで1000kcal近くになります。
飲み過ぎ、注意ですよ!!皆様!
また、夜遅い食事は胃もたれの原因となり、睡眠中も消化器官が働くため、眠りも浅くなります。
で、朝起きても、お腹がもたれて、朝食を抜いてしまう。
朝食を抜くと1日の生活リズムが崩れてしまう。
と、悪循環になってしまうんですねーー。
次回、どうすればいいかの、ポイントをまとめたいと思います。
参考文献(今回の記事は、この本の内容です)
おいしく健康をつくる あたらしい栄養学